ヨガの定義は

呼吸を整え、瞑想(めいそう)の世界にはいって、正理と一体になること。古代から伝わるインドの身心鍛錬の方法

ヨガ=瞑想なんですね。しかし、瞑想とは本当は何なのでしょうか。

 

 

瞑想の本質とは

 

瞑想と聞くと非科学的なことをイメージしがちですが、思考をコントロールするということはとても重要なことです。

日々の仕事に追われ、家庭に追われ、いつでも何かを考えていなくてはいけないと、大脳では過剰な興奮がいつでも起こっていることになります。

心臓も大脳も基本的には生まれてから死ぬまで興奮しないという事象はないわけですから、仕方ないことでもありますが、寿命を全うするまで元気であり続けて欲しい臓器であります。

 

この大脳の活動をコントロールすることは健康維持のためにも有益であるのです。

そのために大脳への休息を設定することは効果が高いと思われます。

この類の研究がなかなか進まないのは、本人の意識の問題が多分に反映され、外からは継続が難しいことでしょう。

 

しかし現在では、トレーニングにイメージを取り入れたり、睡眠時にみている夢を科学的に計測したり、技術は進んでいます。

瞑想も少しずつ解明されているところです。

瞑想とはただ目を瞑るのではなく、大脳の興奮を抑えることに中心があります。

 

瞑想とは副交感神経の興奮を高める

 

大脳に休息を取らせるには、心身ともに安静状態でなくてはなりません。

努力が必要な姿勢であったり、刺激が強い環境は望ましくありません。

 

リハビリテーションにおいても「センソリーダイエット」という環境設定を常に行います。

人は何かの刺激に対して反応します。

人の声だったり、匂いだったり、視覚情報などが主な刺激の種類です。

 

これが混在している環境では、「何に対しての反応か?」ということが判別できず、治療介入の方針が決まりにくいこともあります。

 

できるだけ大脳への刺激を少なくするには聴覚、嗅覚刺激を減らせる環境設定は必然でしょう。

視覚情報は目を閉じればあらかた処理できますが、それも気になるのであれば行う部屋の内装も色を少なくし、物も置かないようにすると良いです。

 

 

先ほどのセンソリーダイエをする際には、部屋一面にシーツを張り巡らせて介入を行うことも時にはします。

自身でコントロールが難ットしい方はまず環境から考えてみると良いです。

 

この刺激を少なくして大脳を安静にさせることは自律神経系である副交感神経を興奮させていることになります。筋組織への血流を抑制し、内臓系への血流へシフトします。さらに心拍数を下げ、血圧も下がります。

 

もっとも影響を受けやすいのは、大脳に直接働きかける視覚と嗅覚でしょう。

部屋を薄暗くし、自身で落ち着く香りを漂わせるだけで、大脳の活動は抑制的になります。

はじめから瞑想というようなハードルをあげずとも、できるところから、自分自身の大脳をコントロールしてみることは心身の健康にとって基盤なるのです。