40歳を迎え、子宮筋腫による子宮全摘手術を行いました。

筋腫のみを摘出することも、もちろんできます。

しかし、私は以前から婦人科へ通院して、生理不順や生理痛と闘っていました。

辛い苦しみを、オサラバしたくて、子宮全摘出を選択しました。

母が50歳の時に、私と同じ、子宮筋腫による子宮全摘手術をしており、まさか自分も手術をするなんて思ってもおりませんでした。

 

私が選択した単純子宮全摘出術とは、卵巣を残し、子宮と子宮頸がんの元となる子宮の入り口を、切除するものです。

昔は、子宮の入り口は残して手術をしたそうですが、今は子宮頸がんの事も考えて、切除するそうです。

以前にも生理では、随分と痛みで苦しい思いをしていました。辛かったあの日々を、綴ろうと思います。

 

生理が3週間続くのがきっかけで婦人科を受診した

 

 

手術から約半年前でした。暑い8月の事です。

駅の階段を登ると、息切れを起こすようになりました。運動不足なのかなぁ、と単純に考えていました。

1週間で終わる生理が少しですが、出血が続きます。

以前からこの事はあり、ドュファストン(黄体ホルモンを補う薬)を服用し改善した経緯があったので、またか。という思いで婦人科を訪れました。

 

転職に伴う引越しをしたので、初めての先生ですが、お産も扱っていた、経験豊富なおじいちゃん先生に診てもらいました。

この時(8月)は季節柄エアコンで冷えたり外は暑かったりとするから、自律神経が乱れて生理が長引く人が多いんだよ。

との診察で、プラノバール(生理日をずらす時にも使うホルモン剤)を数日間処方され、それから出血もなくなりました。

 

次の生理でも出血が止まらない!!

 

翌月の生理がきましたが、とんでもない量の塊が、ドカドカ出たりして、これまた出血が続きます。

そしてズキーーン!とお腹でも腰でもない、子宮?が痛み、悶絶していました。

 

おじいちゃん先生のクリニックを訪れ、血液検査をしました。

ヘモグロビンの数値がなんと5.0!

入院してもおかしくない数値だねー。とりあえず鉄剤を補充しないとねー。

と、フェジンを注射し、処方薬はフェロミアを1日MAXの200mgと、プラノバール2週間でした。

よくフェロミアを服用すると、気持ちが悪くなるという事を聞きますが、私は大丈夫でした。

 

おじいちゃん先生によると、筋腫が1つあるのが確認できるが、それでこの出血は、考えられないそうです。

さしあたり、2週間様子見となりました。

 

先生や看護婦さんには、ひどい貧血だから大変でしょう?と、声をかけてくれましたが、当の本人は、さほど辛くはないのですよ。

貧血が始まるとともに、徐々に体が慣れていくのでしょうね。駅の階段で、貧血を感じる程度でした。

 

子宮筋腫の種類

 

出典:http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/kinshu.html

 

子宮筋腫の種類は大きく分けて3種類あるそうです。

 

筋層内筋腫

 

子宮内膜の外側にある、子宮筋層内で発生して、大きくなる筋層内筋腫です。

これは子宮筋腫の中で、全体の7割を占める筋腫だそうです。

小さなうちは、ほとんど症状がありませんが、筋腫が大きくなるにつれて、子宮全体も大きくなります。

子宮の内側が広がり、痛むこともあるようです。

それにより生理のときに、剥がれて落ちる子宮内膜が多くなるので、過多月経を引き起こすようです。

筋腫自体は大きいけれど、痛みもなく出血もない場合は、手術はせずに放置となる場合も、あるそうです。

 

ちなみに母親は、この筋層内筋腫でした。

手術前1か月は、出血が多量だったが、痛みは全くないため、気づいて婦人科へ受診したときは、すぐに総合病院への紹介状をもらったそうです。

 

漿膜内筋腫(しょうまくかきんしゅ)

 

子宮の外側(子宮の外側を覆う「子宮漿膜」のすぐ下)にできるのが、漿膜下筋腫です。

子宮筋腫の中では、筋層内筋腫の次に発生頻度が高く、約1割~2割の頻度で発生します。

症状がないことが多いですが、キノコ状になっている茎がねじれて「茎捻転」を起こすと、腹痛が発生し、筋腫が巨大化して膀胱等を圧迫すると、頻尿が起こることがあるようです。

 

粘膜下筋腫

 

子宮内膜という粘膜のすぐ下に発生し、子宮内部に向けて、大きくなっていくのが、粘膜下筋腫です。

子宮筋腫のうち、約1割弱の割合で、できるそうですが、筋腫がそれほど大きくなくても、月経過多などの症状が最も強く現れ、月経以外での出血も起きやすいのが特徴です。

また、生理痛がひどく、月経困難症となることもあります。

日常生活に、支障をきたしやすいですね。

 

薬のおかげで出血は止まる

 

相変わらず階段を登ると、息切れを起こしてましたが、この間はプラノバールのお陰か、出血はほとんどありませんでした。薬がなくなったので、おじいちゃん先生の元へ。

 

血液検査をすると、ヘモグロビンが4.8に!

つーか、悪くなってるし!!

 

内診を詳しくするからね、と器具を膣に装置し、やたら広げられました。苦しいけど頑張ってねーなんて言われましたが、痛かったです。あっちこっち診てもらい、第2の筋腫が発見されました。

 

あったー!みつけたぞー!これだこれだー!

 

おじいちゃん先生は、満足気にみえましたが、私は辛かったです。

 

その後の治療はどうなったか

 

おじいちゃん先生は、紙に図を書いて、筋腫の様子を教えてくれました。

筋腫のサイズはそんなに大きくはないが、私は内側に向かって育つ「粘膜下筋腫」でした。

一番厄介で、出血が多いのが特徴の筋腫です。

 

このまま育たなくて、貧血がなければ放置ですが、貧血が酷すぎるので、何とか手を打たなければなりません。

そこで、保険適用になったばかりの、避妊リング「ミレーナ」を勧められました。

ミレーナを装着しましたが、経血の量が多すぎて、残念ながら結局3週間で経血に押されて、体外へ出てしまいました。

 

参照記事

[blogcard url=”https://heidi2356.com/wp/mirena/”]

 

こうなると、次はもう打つ手がないそうです。

よし、行ってみるか?

とおじいちゃん先生は、私の顔を覗きました。

そう、近くの総合病院の事です。つまり、手術して除去するしかないそうです。

 

この頃には、内診台で診てもらうと、体内から経血が、ボタボタ落ちていました。出血が止まらないんです。

看護師さんに申し訳ない気持ちで、いっぱいでした。

 

日常生活でも、一番大きな夜用のナプキンをしても30分で、ずっしりと吸収して、モレそうでした。

会社で椅子を、汚してしまった事もありました。本当に外出はおっくうでした。

ナプキンもどれだけ購入したかわかりません。随分お金もかかりました。

 

一番困ったのがシャワーです。

浴槽には浸かれませんし、体を洗わないわけにはなりません。

シャワー中も、ドカドカ落ちてきて、浴室はまるで殺人事件現場のようでした。

 

こんな状態でしたので、紹介状を持って病院へ行くことになりました。